記事の更新を行う目的
12月に入りまして、記事の更新をいくつか行いました。
書籍でも情報が古くなると新版として内容が更新されることがあります。ブログにおいても、古くなってしまった情報を新しいものに書き換えると良いでしょう。この「良いでしょう」というのは、読者に対してはもちろん、Googleに対しても言えます。
例えば最終更新が2018年のページと2024年のページだと、後者の方が、Googleが検索順位を決定する上で優位とするようです。フレッシュネスアルゴリズムと言われます。
しかしさすがにそこまで単純な話ではありません。毎日更新し続けたところで順位の上昇には繋がらないでしょう。実際に検索をかけてみると、1年前、2年間の記事でもバンバン上位にヒットします。
ただ、これらの情報を踏まえても私の場合は月が変わる度に、いくつかの記事を更新することがあります。
毎月記事を更新する理由
毎月記事を更新している理由は、「最新情報をチェックするため」と「解析ツールで得た気づきを反映するため」の2つがあります。
最新情報をチェックするため
記事を見直してみると、思いがけず情報が古くなっていることに気づくケースがあります。だからこそ、定期的に記事をチェックすることで、掲載されている情報が古くなっていないかをチェックするわけです。
そして古くなっていたら更新します。古くなっていなければ更新しません。当たり前のことですが、意外とそんなにやってるサイトは多くないんじゃないかと思います。
このように最新情報をチェックし書き直すことは、直接的なSEO対策というよりも読者に対しての信頼性の向上やユーザービリティの改善を目的としています。そしてこうした些細な改善が結果的にGoogleの評価アップに繋がるのではないかと考えていましたが、最近はこういった地味な施策は全く相手にされないようですね(笑)
解析ツールで得た気づきを反映するため
月に1度のペースで、記事のデータをまとめて確認します。例えば直帰率や発生率などの数値や、ヒートマップなどのデータです。
こうした内容を踏まえて、例えば「この情報は熟読されることが多いから内容を拡充しよう」とか「この広告への結びつきが多いから露出を高めよう」とか、データを根拠にして記事を書き直していきます。要はユーザビリティの改善です。
1記事ずつ確認していくとなかなか時間がかかるので大変ですが、少しでも読者にとって魅力的な記事になるために、毎月更新を重ねています。
更新することが目的ではなく確認することが目的
そんなわけで、がむしゃらに更新すれば良いというわけではなくて、目的を持って更新する必要があると思います。
そしてその目的というのが、Googleのためではなく読者のためであると良いでしょう。先の通り、更新したからといって検索順位が上がるわけではありません。また、更新することで読者の満足度が上がったとしても、昨今の状況を見るにそれがGoogleの評価に結びつくわけでもなさそうです。
とはいえ、直帰率や発生率などを改善できれば売り上げに結びつきます。なので、やらないよりはやったほうが絶対に良いことだと思います。
というわけで12月も記事を更新したのでよろしくお願します
もちろん全記事ではないのですが、弊社管理メディアのよく読まれている記事を中心に、更新を行いました。なかなか大変な作業だし大きな効果も期待できませんが、期待して訪れてくれた読者をがっかりさせることがないよう、今後とも情報更新に努めていきます。